プラスチック燃料発電

プラスチック燃料発電とは

発電のしくみ

1.プラスチック燃料を製造します

プラスチック燃料サニックスグループ企業であるプラスチック資源開発工場は、国内に15工場が稼働しています。
1工場当たりの処理能力は100~300t/日です。
発電所で使用するプラスチック燃料は、プラスチック資源開発工場にて一次処理されますが、発電燃料としては圧縮梱包された軟質系プラスチックのうち、利用可能なもののみ使用します。

2.プラスチック燃料を再度破砕し、ボイラーに供給、燃焼させて発電します

製造されたプラスチック燃料は、前処理設備でさらに細かく破砕します。
その後、プラスチック燃料払出しタンクに搬送され、ベルトコンベアーで燃料供給設備に送られてから、ボイラーに供給され、燃焼させます。

廃プラスチック処理フロー

ボイラー設備で発生した蒸気が、蒸気タービンに送られて、発電されます。
1年間74,000kWの出力を出し続ければ、1年間24,000世帯分を賄える水準に相当します。

 

環境対策も万全です

サニックスエナジーでは、以下の環境対策を行い、地球環境を守ります。

排気ガス対策

  1. NOx対策
    低空気過剰率と二段燃焼により、発生を抑制します。
  2. SOx対策
    消石灰を使用した脱硫を行っています。
  3. ばいじん対策
    バグフィルターを使用しています。
  4. ダイオキシン対策
    燃料は低塩素プラスチックを使用しているため、問題はありませんが、更なる十分な対応を実施しています。
    1. 高い燃焼ガス温度(850度以上)
    2. 十分なガス滞留時間(2秒以上)
    3. 炉内の十分なガス撹拌・二次空気との混合
    4. 活性炭吹き込みによる吸着除去(排出仕様:0.1ng-TEQ/m3N)

排水対策

空冷方式のため蒸気冷却の温排水はありません。
一般排水は、排水処理装置にて処理後、放流しています。

インターネットで発電所見学

このページのTOPへ

Copyright © SANIX INCORPORATED. All Rights Reserved.